欠損タップの除去/球面カッタによる曲面・クロス穴(内側)のバリ取り、面取り加工、複雑な形状の加工(多軸使用)に
更新日:2017.01.23
〇タップリムーバーPlus TR-P/TRL-P
■特長
破損してしまったハイスタップをワークの取り外し等をせずに短時間で除去し、再タップ可能な状態に出来る
■使用方法
①切削前に
必ずフライス盤でコレットチャックをご使用下さい。(油圧チャックは不可)
![](/topics/files/elfinder/EIKO%20TR-P%20TAP%20jyokyo1.png)
平らにカットして下さい。
②芯出し
![](/topics/files/elfinder/EIKO%20TR-P%20TAP%20jyokyo2.png)
③切削開始→終了
![](/topics/files/elfinder/EIKO%20TR-P%20TAP%20jyokyo3.png)
切削抵抗がなくなったら切削は終了です。
④最終切屑処理
![](/topics/files/elfinder/EIKO-TAP%20jyokyo4.png)
穴に残った切屑をきれいに取除き、再度タップ通しを行って完了です。
☆TRL-Pの使い方
※最初からロングサイズはご使用になれません。
・ファーストカット
![](/topics/files/elfinder/EIKO%20TRL-P%20TAP%20jyokyo1.png)
一定の深さ(有効長の50%)まで除去加工をして下さい。
・セカンドカット
![](/topics/files/elfinder/EIKO%20TRL-P%20TAP%20jyokyo2.png)
完全に取除いてからロングサイズのタップリムーバーで除去をします。
ファーストカット、セカンドカットとも、中間切屑処理を数回行うようにして下さい。
■使用条件と注意点
1)必ず、フライス盤(汎用、NC、MC)でご使用下さい。
2)チャックは剛性のあるものをご使用下さい。
3)芯出しあ正確に行って下さい。
4)切削油をかけて下さい。
■サイズ
TR-P レギュラーサイズ![]() |
TRL-P ロングサイズ![]() |
■切削条件
呼び寸法 | 回転数 rpm |
送り mm/min |
TR-P/TRL-P 3~12 |
650~1,000 | 5~10mm |
TR-P 14~24 |
300~700 |
〇超硬ソリッド球面カッター
CSQCS2-A/4-A,CSQCL2-A/4-A
■特長
球面形状により、多軸による複雑な形状はもちろんの事
曲面やクロス穴の内側のバリ取り、面取り加工も可能
■サイズ
![](/topics/files/elfinder/csqcs2.png)
![](/topics/files/elfinder/csqcs4.png)
![](/topics/files/elfinder/csqcl2.png)
![](/topics/files/elfinder/csqcl4.png)
■対応材質と切削条件
![](/topics/files/elfinder/EIKO%20CSQS%2CCSQL%20jyouken.png)
![](/topics/files/elfinder/%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3.gif)